変形性膝関節症について

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変形性膝関節症ってなに?

って感じではないでしょうか。

 

この記事では、変形性膝関節症について、

まとめてみました。

少しでも参考になればと思います。

目次

変形性膝関節症のいろいろ

膝は、長年の使用や繰り返される負担やけがなどによって、
関節の軟骨がすり減ったり、弾力性を失ったりします。

さらに、
使い過ぎによって、軟骨がすり減り、関節が変形する事もあります。

原因がはっきりしない加齢に伴う一次性の変形性膝関節症と、
何らかの原因で生じる二次性の変形性膝関節症の二つにわかれます。

 

二次性の原因には骨折、脱臼、十字靱帯損傷や半月板損傷などの外傷、
痛風や化膿性関節炎などの炎症、関節の変形などによって生じるものがあります。

 

女性や肥満の人に比較的多い症状で、年齢とともに多くなっている傾向があります。

 

症状・状態

男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。
主には膝の痛みです。
さらに、
膝に水が溜まってしまう方もいます。

初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作開始時の痛みが強く、
休めば痛みがとれるという傾向もあります。

 

正座や階段の昇降が困難となり、
膝のこわばり感、長時間の歩行、立ち仕事のあとなどに痛みが起こる事が多いです。

 

初期でも炎症が強い時期には関節内に関節液がたまり、
関節がはれて膝を曲げたときに強い痛みを伴うことがあります。

 

中期には、関節液が多量に分泌されて関節に
「みず」がたまること(関節水腫)もありますが、
関節内のヒアルロン酸は逆に減少します。

 

末期になると、安静時にも痛みを感じてきます。
変形が目立ち、膝が伸びばかったり、曲がったりと歩行が難しくなる場合がみられます。

 

変形が進行するにつれて、関節の動きが制限され、
正座ができなくなったり、膝を完全に伸ばすことができなくなったりします。

 

さらに、
痛みや歩行障害も加わって徐々に日常生活が制限されてきます。

また、

O脚やX脚といった変形が進行することも少なくありません。

 

診断

問診や診察、時に触診で膝内側の圧痛の有無、関節の動きの範囲、
腫れやO脚変形などの有無を調べます。

 

X線(レントゲン)検査では、
関節のすり減りや骨の増殖の程度やO脚・X脚といった変形の有無を確認します。

 

必要によりMRI検査なども必要です。

診断は歩行状態、膝の変形、はれや痛みの部位、
動きなどの診察と合わせて診断されます。

関節リウマチやほかの膠原病との鑑別のために
血液検査を行う場合もあります。

膝がはれて関節液がたまっている場合には、
注射器で関節液を抜いて関節液の検査を行う場合があります。

 

治療

すり減った関節軟骨は元には戻せません。

膝を適切に手入れすることで状態を改善させ生活の質を向上させることはできます。

そのためには、自分で行う治療が必用になりそれが、治療の基本となります。

自分の体は、自分で治す、という意識が大切です。

(1)保存的治療

症状が軽い場合は痛み止めの内服薬や外用薬を使ったり、
膝関節内にヒアルロン酸の注射などをします。
主には、
膝周囲の筋力の強化と関節の可動域を向上させる事が必要です。

筋力強化と可動域の向上は関節の安定性を向上させ、、
関節への負担を軽減するのに有効です。
足底板や膝装具を作成することもありますが、
まずは、痛みに対して運動療法を行い、本質の原因を改善させる事が
重要になります。

足底装具、膝サポーター、湿布、塗り薬、痛み止めの内服薬などは
必ず使用しなくてはいけないわけではないので、
試してみて、【良い】と思えば、
使用するようにするのがいいでしょう。

(2)関節注射

膝の関節に関節液がたまって痛みの原因になっている場合には、
関節液を除去する事もあります。。

で、
炎症が続いている間は、
この関節液が過剰に作られるので、
再度関節液がたまってしまう場合もあります。

その際は、根本の原因である、膝の組織が原因なので、
膝の組織を強くする方法が必用になります。

痛みがある場合はヒアルロン酸の注射が有効な場合もあります。
また
炎症と痛みを和らげるため局所麻酔薬とステロイド薬の注射も
する場合があります。

(3)手術

変形が比較的軽い場合には、、
関節鏡を用いる手術も増えています。

重度の変形があり日常生活に支障がある場合には、
人工膝関節手術が行われます。

人工関節は感染や、人工関節のゆるみや破損が問題になる場合もあります。

ですが、

特に重要な考えは、

【手術はホントの本当の最終手段】

という考えだと思います。

日常生活もできなくて、耐える事ができないくらいの
痛みで、辛い。

というような場合のみ、
手術を考えてよいのかなと思います。

医者は簡単に手術を進める事はできちゃいますので、
本当にあなたに必要かどうかというのは、
自分自身が考える事ではないのかなと思います。

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