「DLPFC」(背外側前頭前野)が腰痛の原因らしいです。

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こんにちは。

平林です。

ぎっくり腰やヘルニア、慢性的な腰痛の原因は、多種多用で様々です。

そんな中、

「DLPFC」(背外側前頭前野)

という脳の機能の衰えが腰痛の原因である。

という一説があります。

DLPFC (背外側前頭前野)とは、

脳の神経細胞の興奮を鎮めるはたらきをする脳の器官であり、
このはたらきが弱い人ほど、痛みの興奮を抑えられず、
腰痛が長期化してしまうとの事です。

このメカニズムは、痛みなどで体に異常が発生した場合

「痛みの回路」である神経細胞の興奮が発生します。

その痛みのケガが治癒すると
DLPFC (背外側前頭前野)が興奮を沈める指令を出し、
痛みの回路を鎮めるという仕組みになっています。

しかし、

このDLPFC (背外側前頭前野)の働きが弱いと、

腰痛の根本の原因は治っているにも関わらず、
興奮を沈める指令が出されない事で、
痛みの回路を鎮める事ができなくなり、
痛みだけが残ってしまうという流れです。

との事で、

長期化する腰痛はそのほとんどがニセモノであり、

DLPFC (背外側前頭前野)の衰えが招いた錯覚である。

という説です。

この錯覚の痛みを取り除くために必要なのが、

腰痛についての正しい知識を得て、

痛みへの恐怖を弱めてDLPFCのストレスを軽減すること

というのが、DLPFCとの事です。

この考えには、私は、少し共感していますが、
全てがそうだとは思わないようにしています。

もちろん、

脳の機能の問題や痛みの回路の影響は大きいと思います。

しかし、

身体機能の問題を無視して、
痛みの回路や脳の機能のみを解決することで、痛みがなくなる。

という考えは、
現実的ではなく、
実際に身体機能にも影響があるからこそ、
人間は痛みを感じるのではないのかな、と思います。

なので、

腰痛だけではなく、痛みの原因としては、

このDLPFCの問題は大きいかとも思いますが、

身体的な問題も考慮して、

脳の機能、痛みの回路、身体機能の問題点等

総合的に考えていく事がないよりも重要かなと思います。

今日も、少しでも参考になれば、うれしいです。

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