こんちにわ。
平林です。
治療者(医者も含む)って、全員が自分が正しいと思っている人がほとんどです。
腰痛一つとっても、沢山の治療方法があります。
・なんとか療法、なんやら方法、かんとか法などと、、、沢山あるのです。
患者さんとしては、治療方法によって、病院を決める人は少ないと思いますが。
世の中には沢山の治療方法があるんです。
で、どの治療法でも正解であり、あなたの腰痛が治る可能性は勿論あります。
今回は、あなたの【症状を治すために必要な考えかた】について言及していきます。
この考えを身に着ける事で、腰痛をはじめ、あなたが抱えている、体の不調を解決させる事に役立つと思います。
是非、参考にしてみてください。
目次
そもそも、治療者って、沢山いるので、言っている事が違うって感じたことはありませんか?
例えば、
・Aの医者はこの方法が正しいと言っていたのに、
・Bの医者は、Aのは間違っているので、この方法が正しい
みたいな。
または、
・Cという治療者はこの方法が間違いない
と言っているのに、
・Dという治療者は、全く別の方法が正しい
と言っているみたいな。
これだと
え!?どっちを信ればいいの?みたいになりませんか?
医療や治療の世界では、
このように、治療スタイルのずれが日常的に起こっています。
患者さんの症状を治してあげたいという、最終的な目標は一緒なのにも関わらず、
行う過程や方法が違ってしまうといった状況になっているのです。
これは、治療者一人、一人の価値観が違う事により生じてしまっているといえるでしょう。
じゃあ、価値観ってなんでしょうか?
物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断。
「価値観の相違」
いかなる物事に価値を認めるかという個人個人の評価的判断。
「 -の相違」
つまり、人それぞれ、思想が違っており、その個人が経験してきた事により完成される考え。
という事が言えます。
なので、無数にいる治療者の中で、同じ価値観を持っている治療者もいるし、違う治療者もいるって事です。
これによって、同じ病院だとしても、治療者が違うと、AとBが言っていることが違うって事になってしまうわけです。
なので、治療者の全てを信じてしまうと、どの人の言う事を信じればいいの?
って思ってしまうのは当然でしょう。
これがやっかいで、患者さんの混乱を招いてしまう実態になっています。
治療者は患者さんの事を想って、伝えているはずなのに、結果的に惑わせてしまっているという事実。
これに我々、治療者は気づかないと、いけないと思うわけです。
でも、
治療者が言っている事はどれも間違っていないって事も言えます。
どれも正解なんです。
あなたの症状を悪くする為に言っている治療者なんていないんです。
もし、そんな奴がいたとしたら、それはただのやベー奴なだけで。
医療関係者、施術者、治療者の全員があなたの症状を軽くさせたい。
あなたの症状を軽減させたい。治してあげたい。
という気持ちは持っているんです。
ただ、自分が正しいと思っている事を伝えているが故に、患者さんを惑わせる結果になってしまっているだけ。
この事実は知っておいてもらいたいかなと。
私をはじめ、全医療関係者やセラピストと言われる職業の人が、この気持ちだという事は間違いない事実でしょう。
で、最終的には、あなた自身が納得できて、信頼できるなぁ
と感じた治療者の言う事を一先ず実践するのが良いかなと思います。
【ひとまずです】
【ひとまず】信頼するのです。
人って器用ではないので、沢山の事を一人で一気にやろうとすると必ず無理が生じますし。
最終的には、できなくなる可能性が非常に高いです。
さらに、
Aが言う事もチャレンジして、
Bが言う事もチャレンジして、
Cが言う事もチャレンジする
みたいなことをしても、結果的に症状が改善すればいいのですが、
症状が変わらない、悪化したなどの場合、
Aが原因なのか、Bが原因なのか、Cが原因なのか、
もしくは、全てが悪いのか。
なにが原因なのかが、わからなくなってしまうのです。
こうなってしまうと、原因を突き止める事ができないので、治るものも治せません。
なので、原因を確定していく為にも、あなたの症状を治すためにも、1つ、1つの可能性を確かめるつもりで、チャレンジしていく。
という考えが大切であると思うわけです。
なので、一先ず信頼する。という、ひとまずという考えが大切になってくるのです。
で、
もし、それで効果がなければ、次の違う治療者の言う事を信じてそれに従って行動する。
これだけです。
このような流れがきれいではないでしょうか。
そもそも、治療って、やってみないと効果があるかどうかなんてわからないし。
これが絶対効果がある!!間違いない!!
なんて、言うやつ程、
え!!なんで、そんなことが言えるの、、、、?
て思うわけで。私からすると、逆に意味がわかりません。
やってみてどうか?
という、この考えが自分自身の症状を治す為に必要な考えになるのではないでしょうか。
腰痛だけに限らず、体の不調や症状すべてにおいて、
この考え方は非常に大切かなと思っています。
是非、参考にして欲しいなと思います。
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