腰痛は月曜日の午前中に多い。

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こんにちは。

平林です。

腰痛は休み明けと午前中に多い事をあなたは知っていますか?

腰痛は、職業、年齢、性別、経験を問わず、誰にでも発生するものではありますが、
特に発生しやすい曜日と時間があるのです。

今日は、それに関して、少し話してみたいと思います。

実は腰痛には発生しやすい曜日や時間帯があるのです。

それは、月曜日の午前中です。

厚生労働省が平成20年に発表した

「職場における腰痛発生状況の分析について」では、

災害性腰痛(ぎっくり腰など突発的な腰痛)の発生は午前8時〜11時の3時間で
全体の40.5%を占めるという結果があります。

曜日で見ると月曜日20.9%が最も多いとの事です。

なぜ月曜日や午前中に急な腰痛が発生しやすいのかというと、
休み明けで、職場も労働者も心身ともに働く体制になっていないからと考えられるかなと思います。

想像してみてください。
まだ身も心も目覚めていない月曜日の朝。
出勤前にあわてて行動したり、仕事場では重いものを持つ。
ぎっくり腰のリスクは多くあります。

月曜日に腰痛が発生するのは製造業や運輸業に多いとの事ですが、
商業や保健衛生業は少なめで代わりに日曜日が約8.0%と、
全産業の6.4%よりも多くなっているとの事です。

これは、
商業や保健衛生業は休日も営業をしていることが多いからでしょう。

このことから、

週初めに一番腰痛に注意すべきなのは明確ですが、
休日出勤をする場合も要注意であることがいえるのではないでしょうか。

では次に、
いろいろな視点から、腰痛になりやすい人の特徴を考えてみましょう。

性別では男性が67.0%、女性が33.0%と男性の方が多いようです。

これは男性の方が重いものを持ち上げる仕事が多いからだと考えられます。
ところが、
医療機関や介護などの保健衛生業になると女性が79.8%と圧倒的な割合になるのです。

次に、年齢からみてみます。

年齢別で見ると全体では30〜34歳が17.1%と最も多く、
次いで25〜29歳16.7%となっていますが、
保健衛生業では25〜29歳が22.4%とピークになっています。

会社の規模からみると、

事業場規模で見ると、全体で10〜49人規模が37.6%が最も多く、
次いで50〜299人33.4%ですが、
保健衛生業だと50〜299人で55.8%と半数以上を占めています。

このことから全体では中小企業の腰痛対策が十分ではないことが考えられるでしょう。

これらの事から、
年齢や性別、会社の規模などから
腰痛になりやすい人というのは、統計がでているのです。

これらの統計は、参考程度にして、
腰痛に対しての予防策等をとる事は、
誰にでも必要不可欠な事です。

是非、
腰痛対策に関心を向けて頂けたらと思います。

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