四十肩と五十肩について

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こんにちは

平林です。

あなたは

四十肩、五十肩にどのようなイメージをお持ちですか?

そもそも、四十肩、五十肩って何?

って、思っている方がほとんどではないでしょうか。

今日は、そんな

四十肩と五十肩について、話していきたいと思います。

まず、

四十肩と五十肩は、内容に大きな違いは無く、

発症する年齢によって名前が変わっているだけで、

中身は一緒です。

四十肩・五十肩とは、

肩関節周囲の組織が弱くなってしまい、

明らかな原因なしに発症し、

肩関節の痛みと運動障害を認める疾患群と言われています。

さらに、

肩の酷使によって炎症や損傷が起こり、

痛みや可動域の制限が起こる状況です。

このような、

肩関節周囲の痛みや運動制限を四十肩や五十肩と呼んでいるのです。

で、
誰しもが、

肩の痛みを感じると、肩を使いたくないので、

肩を動かさなくなる事から、

肩の可動域制限を生んでしまい、

さらに肩が動かない。

という、悪循環をつくってしまいます。

肩関節の周囲に炎症が起こる原因は判明していませんが、

加齢に伴う組織の低下や肩を動かし過ぎる事で、

発症しやすいとも言われています。

さらに、

四十肩や五十肩は

発症からの時期によって、

3つの状態にわける事もあります。

1つ目は、発症後から2カ月間ほどの「急性期」です

この時の肩の状態は痛みが強く、

動きはあまり制限されていません。

対処法は、動かせる事ができる範囲の中で、

少しづつ動かしていきながら、リハビリ活動をすることです。

安静や薬物などには、頼らない方がいいでしょう。

安静は、動かさない事で痛みを感じないだけで、

根本を治している事には繋がりません。

2つ目は、発症後3カ月から1年ほどの「慢性期」です。

この時の肩の状態は痛みが軽減しており、

少し肩を動かしにくい状態と言えます。

対処法は運動療法や温熱療法など、痛みを悪化させない中での

積極的なリハビリ活動が有効でしょう。

3つ目は発症後1年から2年ほどの「緩解期」です。

この時の肩の状態は、痛みはかなり治まり、動きも回復しています。

対処法は慢性期同様、運動療法と温熱療法などで、対処していき、

肩の可動域の維持や獲得、痛みの再発予防に努めます。

この3つのグループわけは、ざっくりとした感じなので、

必ず、このような状態とは限りません。

治る期間も、痛みを感じなくなる期間も早いかもしれませんし、

遅いかもしれません。

それは、

あなたがリハビリに取り組む姿勢にもよりますし、

あなたの肩の状態にも左右されます。

なので、

四十肩、五十肩と言われても、

それほど、気にすることなく、

治す事を中心に考えていくことが良いでしょう。

私は、
あなたの肩の痛みが少しでも良くなる事を望んでいます。

今日も、少しでも参考になれば幸いです。

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